商品販売機会の喪失を防ぐことはできるのか?
M2Mレプリケーションを使用した
統合在庫監視ソリューション


業種:アパレル産業J社

解決策
解決のポイント リアルタイム性の確保
データベース間の連携
低リソース
データベースの方言を気にしなくていい?

M氏は何かヒントを得られないかと、展示会などに足繁く情報収集に通いました。
なかなか、自分が思い描く形をそのまま実現してくれそうなサービスは見つかりませんでしたが、ESECと呼ばれる展示会に足を運んだときに、1つのフレーズが目に留まりました。

POS、ECサイト、店舗、倉庫システムの在庫を統合するデータ連携ソリューション


M氏は大きな期待を抱き、そのブースに入って説明員に声をかけました。
 
その説明員はリョーヨーのエンジニアでした。
M氏が抱えている問題を説明した上で製品の説明を求めると、彼は明るい顔で説明をしてくれました。

説明員の話は、M氏の頭の痛みを軽くするものでした
M氏に薦められた『M2M Data Connector』は、それぞれのデータベースの方言と呼ばれる癖を気にすることなく、異なるデータベース間のデータ連携を実現するOne Stopソリューションを提供してくれるとのことでした。
それぞれのデータベースはそのままの状態で使い続けられるソリューションであることで、M氏が最初描いていたデータベースの統一化を行わなくてもいいという大きなメリットに、大きな魅力を感じたのでした。

All In Oneのソリューションパッケージ

M氏は、製品の販売窓口であるリョーヨーにJ社で製品の詳細を説明して欲しいと依頼しました。
するとリョーヨーは早速、データベースソフトウエア会社のEmpress社の担当者とともに詳細のプレゼンテーションを行ってくれました。

プレゼンテーションで説明された「M2M Data Connector」は、組込みデバイスと基幹及びクラウド上のデータベースとのデータ連携を可能にする、業界初のM2M レプリケーション機能(※注1)を搭載したマイクロサーバーをリョーヨーとEmpress社が共同で開発をした製品であるとのことでした。

※注1:組込みデバイスと基幹、クラウド上のデータベースとデータ連携する機能

今回両社が共同で開発した「M2M Data Connector」は、インテル® Atom™プロセッサープラットフォーム、マイクロソフトWindows OS 搭載の小型・低消費電力のマイクロサーバー(株式会社ピノー製)に、北米でNo.1 の導入実績を有し、日本でも幅広い分野に使用されている「Empress 暗号化セキュアデータベース」、「EmpressM2M レプリケーション」を組み込み、断電回復や断片化抑止、リアルタイム性の保証等の多様な機能を持つソリューションパッケージです。
この「M2M Data Connector」を導入することにより、これまで難しいとされていた組込みWindows、組込みLinux、ITRON、μITRON、T-Kernel、VxWorks、INTEGRITY、Tizen などの組込デバイス、Android、iOS などのスマートフォン、タブレットと基幹及びクラウド上の様々なデータベースの連携・相互接続環境を簡単かつ安価に実現することが可能となるとの話でした。

さらに、「M2M Data Connector」は情報漏えいのリスクを大きく低減できる(※注2)上に、デバイスやネットワークへの負荷が小さいことを特徴としているため、リモート監視、FA、通信、ビル管理、スマートグリッド、POS、産業・オフィス機器や医療、金融をはじめとした幅広い分野での活用が期待されているとのことでした。

※注2:Empress 暗号化セキュアデータベースは暗号化方式「AES256」に対応しています

今、J社が望む統合在庫監視ソリューションも、「M2M Data Connector」を導入すれば容易に実現できるとのことでした。
方法論としては、店舗/ネットシステムの在庫データをM2M Data Connectorがそれぞれのデータベースの方言を吸収した上で、M2M Data Connector内の統合在庫管理データベースにデータを登録。統合在庫管理データベースは、中継器として、基幹アプリケーションで使用しているデータベースにデータを再度レプリケーションすることで、現在、使用しているアプリケーションコードを変更せずにそのまま使用することも可能であり、M2M Data Connector内の統合在庫管理データベースに直接アクセスし統合在庫を監視することも可能だとのことでした。

何より嬉しかったのが、各データベースはそのままの状態で変わらず使用できるということと、データのコンバータ用にデータベースに精通した担当者をあてがう必要がないということでした。
そして各々のデータベースはそのままに、シームレスに且つリアルタイムに在庫データを融通できるとの話に、J社の担当者一同がかなりの高い満足度を覚えたのでした。

プレゼンテーション後M氏に感想を求めると『社内でかなり大掛かりなチームを組んでデータベースの入れ替えを行うことを予想していたので、このソリューションは本当に夢のようでした』と笑顔で答えてくれました。
『また、窓口はリョーヨーさんが取り仕切ってくれ、システムのハードとソフトを別々に検討したりやり取りする必要もなく、そういう点でも大変有難いですね』と話してくれました。

現在J社では、来年度の導入に向け具体的な詳細検討が行われています。

この事例を解決した導入製品

M2M Data Connector
 組込みデバイスと基幹及びクラウド上のデータベースとの
  データ連携を可能にする
 様々なデータベースの連携・相互接続環境を簡単かつ安価に
  実現する
 情報漏洩の恐れが極めて低い
 幅広い分野での活用

製品紹介
 M2M レプリケーション
 リアルタイムにデータベース間のデータ連携を実現

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